「イニエスタフィーバー」で感じた、日本代表への失望感
こんにちは!
いやー、イニエスタが本当に来ちゃいましたね。
契約書にサインし、
— Jリーグ (@J_League) May 24, 2018
ユニフォームをお披露目!
世界最高峰のMFがJリーグへやって来ました🇪🇸🇯🇵#イニエスタ 選手 @andresiniesta8 #ヴィッセル神戸 @vissel_kobe#Jリーグ #jleague pic.twitter.com/NrhdMRdD2B
Jリーグを見始めて16年…
全盛期から多少は衰えたとはいえ、世界5本の指に入るスーパースターが移籍してくるとは思ってもみなかったです。
今でも信じられないくらい(笑)
ヴィッセル神戸(@vissel_kobe)・イニエスタ選手(@andresiniesta8)が東京ドームに登場!#RakutenEagles #vissel #BienvenidoIniesta #iniesta pic.twitter.com/3ZBf5fVl3C
— パ・リーグ.com / パーソル パ・リーグTV公式 (@PacificleagueTV) May 24, 2018
プロ野球ファンですらこの盛り上がり。
この光景を見ると、楽天がイニエスタを獲得したのは正しい事だと思いました。
これまでサッカー(Jリーグ)に興味のなかった人が、「イニエスタがいるなら観戦してみようかな」と思い、スタジアムに足を運ぶ。
最終的には新規ファンの獲得に繋がり、今後も発展を続けていくために必要な事です。
ありがとうイニエスタ、そして三木谷社長!!
・イニエスタフィーバーの裏で…
ここまでイニエスタの移籍について少し語りましたが、この記事の本題はこの話題ではありません。
ファンやメディアがイニエスタフィーバーに沸く中、何か忘れていませんか?
そう…
日本代表がW杯直前だということを!!
・ひっそりと合宿スタート
イニエスタの移籍報道に沸いていた今月21日、ロシアW杯に向けた日本代表合宿がスタートしました。
国内最後の親善試合となるガーナ戦(30日)、最終メンバー23人発表(31日)に向けた国内合宿。
サプライズ招集されていた青山が負傷により無念の離脱をしたものの、海外組+国内組が参加して順調に練習メニューを消化しているようです。
・こんな調子でいいのか?日本代表よ
イニエスタの移籍は、確かに日本サッカー史に残る重大ニュースであり、私もめちゃくちゃ感激しました。
と同時に、日本代表の注目度と期待度の低さに悲しみも感じています。
W杯直前というタイミングで決断した、ハリルホジッチ氏の電撃解任。
協会は「低迷する日本代表の起爆剤になれば」と期待していたようですが、結果的には批判が殺到。
その後の西野監督の就任、メンバー選考でも巻き返すことはできず、日本代表の注目度と期待度はかつてないほど落ち込んでしまいました。
似たような状況といえば、2010年南アフリカW杯前。
当時監督だったオシム氏が病に倒れて岡田氏が緊急登板したものの、欧州遠征でコートジボワール、オランダに敗れ、開幕直前の壮行試合でも韓国に完敗。
期待度と注目度は大きく落ち込みました。
ただ、現在の状況と大きく違う点があります。
それは、今の日本代表の低迷は協会自らが作り出してしまったという点です。
・日本サッカー界の「光と闇」
DAZNとの放映権契約や様々な改革など、協会もJリーグについては努力していて、私も高く評価しています。
しかし、日本代表についてはあまりにもお粗末。
スポンサーや選手の意向を気にするあまり、本来は一番大事なサッカーファンの気持ちをないがしろにしてしまった。
仮に来月行われるロシアW杯で日本代表がどれだけ好成績を収めようが、日本代表の発展という面では停滞したままだと思います。
イニエスタ獲得に沸いたおかげで、日本代表、そして日本サッカー協会への「残念さ」がより際立つという皮肉。
日本サッカー界の「光と闇」を感じた1日でした。